カフェオレのカフェイン量が心配?妊娠中の影響とおすすめカフェインレスカフェオレ3選!

妊娠中はカフェインを摂取してはいけないとよく言われますが、何を飲んでいいのかわからなくなること、ありますよね。

コーヒーは大好きだけど、コーヒーにはカフェインが多いから、カフェオレならどう?音持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

妊娠中にカフェオレを飲んでいいのか、もし飲んでしまったらどんな影響があるのか、今回はそこについてお伝えしていきます。

そもそもカフェインってなに?

カフェインとは、コーヒーや緑茶に多く含まれる成分の一つで、体内で中枢神経を刺激し、目を覚ましたり基礎代謝をアップさせたりする効能を持ちます。

よく、眠気覚ましにコーヒーを飲む方も多いと思いますが、コーヒーの中に含まれているカフェインで目が覚めるというわけです。

逆にコーヒーを飲んでも効かないという方は、カフェインの摂取しすぎもありますが、カフェインの持つリラックス効果が強く表れているからかもしれません。

カフェオレにもカフェインは入っている?量はどれくらい?

そもそもカフェオレはどういう飲み物なの?と思ったことはありませんか?

私もよくわからなくなるのですが、カフェオレはコーヒーとミルクを1:1で混ぜた飲み物です。

ちなみに、カフェラテはエスプレッソとミルクを混ぜた飲み物です。

見ての通り、カフェオレにもコーヒーが入っているためカフェオレにもカフェインは含まれています。

カフェオレには、100mlあたり約40〜50mlのカフェインが含まれているといわれています。

成人の場合、1日あたりのカフェインの摂取限度は400mgとされています。

カフェオレをカップ1杯(200ml)飲むと、それだけで1日の4分の1を摂取してしまうことになるわけですね。

妊娠中や授乳中にカフェインを含む飲み物を飲んでもいいの?どんな影響があるの?

妊娠中はコーヒーを飲んじゃダメ、カフェインはよくないとよく言われます。

結論から言うと、妊娠がわかったその時から、カフェインの摂取はやめるべきです。

では、どんな影響があるのでしょうか。

妊娠段階に沿って解説します。

妊娠初期

カフェインは、先ほどご説明した通り神経を興奮させる作用があります。

神経が興奮するということは、血管が広がり、血流が活発になるということです。

妊娠してすぐ、赤ちゃんに栄養を送るための胎盤ができるまでの期間に血流が激しくなると、流産のリスクが高まります。

妊娠中期~出産まで

カフェインは胎盤を通して赤ちゃんにも届きます。

カフェインの作用として、カルシウムの吸収を阻害することがあり、赤ちゃんの体内で骨の形成を邪魔してしまい、低体重児となってしまうリスクを高めるといわれています。

また、妊娠初期と同じくお腹の張りが強くなり、切迫早産などのリスクが高まります。

出産後・授乳中

授乳をする際も、カフェインはお母さんの母乳を介して赤ちゃんに届きます。

母乳はお母さんの血液でできていますが、その際にカフェインを摂取すると、摂取した量の0.5~1%程度が母乳の中に含まれて赤ちゃんに届いてしまいます。

たかが1%と思うかもしれませんが、赤ちゃんは大人に比べて体も小さいことはもちろん、カフェインを分解する機能も体内でまだ完成していません。

そのため、カフェインを摂取してしまうと影響が出やすくなってしまいます。

現れる影響としては、泣き止まない(興奮状態がずっと続く)、夜眠らないなどがあり、他にも乳幼児突然死症候群のリスクが高まるとも言われています。

全体を通して

妊娠中・授乳中のカフェインの摂取は赤ちゃんへの影響だけではなく、お母さんの体にも影響があります。

栄養素を体外に排出しやすくしてしまう

カフェインには利尿作用があります。

妊娠中はトイレが近くなり、排尿が頻繁になりがちですが、カフェインを摂取することでより一層トイレが近くなります。

しかし、妊娠中は体に様々な栄養が必要な時期です。

カフェインの利尿作用によって、体内に残すべき栄養素、特に鉄分とカルシウムを体外に排出してしまいます。

そうなると、慢性的な貧血やカルシウム不足による骨粗鬆症のリスクが高まります。

高血圧になりやすくなる

カフェインは、消化器官を活発にする効果があります。

空腹時にコーヒーを飲むとおなかが痛くなった経験はありませんか?それはコーヒーに含まれるカフェインが胃を刺激し、必要以上に活発に胃が動いてしまったために起こる症状です。

妊娠後期になると、大きくなったお腹が消化管を押しつぶすような形になります。

その時にカフェインを摂取すると、胃を刺激してしまうために吐き気や下痢などの症状を起こすほか、肝臓の機能が低下し妊娠高血圧症候群になってしまうリスクがあります。

妊娠中にも飲める!カフェインレスカフェオレ3選!

ここで注意したいのが、カフェインレスとノンカフェインの違いです。

カフェインレスはカフェインが少ない(1%以下)のもので、ノンカフェインはカフェインが含まれていないものになります。

今回はカフェインレスカフェオレの中でおすすめのものを紹介します。

ブレンディ やすらぎのカフェインレス

すぐに飲みやすいスティックタイプのカフェオレです。

お湯に溶かすだけですぐ飲めるのが魅力で、カフェインは97%カットされています。

 

ピジョン 粉末飲料 カフェインレスカフェオレ

こちらも飲みやすいスティックタイプのカフェオレです。

妊娠中のお母さんに必要な鉄、葉酸、カルシウムなどの栄養素が追加されているのも魅力です。

カフェインは90%以上がカットされています。

 

コカ・コーラ ジョージア やさしいカフェオレ

https://www.cocacola.co.jp/press-center/news-20170328

こちらはペットボトルタイプのカフェオレです。

コンビニやスーパーでもよく見かけるため、購入しやすいのが特徴です。

ただし、糖分が含まれているため、血糖値が高くなりやすい妊娠中に飲むには少し注意が必要です。

まとめ

  • カフェインは妊娠中にお母さん・赤ちゃん共に大きな影響を与える!
  • 妊娠中はカフェインの摂取を抑えるため、ノンカフェインのカフェオレを飲むと〇!
  • カフェインレスカフェオレだけでなく、妊娠中は糖分量にも要注意!

いかがでしたか。

毎日何気なく飲んでいるコーヒーも、妊娠中は少し怖い飲み物となってしまいます。

最近はコーヒーが好きな方向けにカフェインレスやノンカフェインのコーヒー飲料が多く発売されていますので、自分の好きな味を探してみてはいかがでしょうか。