窓のさん(桟)がどこなのか図解でわかりやすく説明します!簡単お掃除方法なども紹介!

窓の掃除をする際、必ず出てくるのが「さん(桟)」です。

しかし、さんがどこかわからない!という方もいるのではないでしょうか。

実はこのさん、しっかりとお掃除をしないと思わぬ汚れの原因となってしまうのです。

今回はさんの場所と簡単なお掃除方法を紹介します。

窓のさん(桟)ってどこ?わかりやすく解説!

窓のさん(桟)とは、戸や障子などの骨組みのことで、上下左右どこでも、骨組みがあるところのことを言います。

いわゆる「サッシ」も横桟、縦桟と呼ばれるさんの種類です。

さんといわれてイメージしやすいのが、上下の溝だと思います。

ここももちろんですが、ガラスの周りの溝や開け閉めした際に窓枠と接する部分も「さん」なのです。

 

さん(桟)はお掃除が大変。おすすめのお掃除方法を紹介!

さんには汚れがたまりやすく、地面に接する部分でもあるので石や砂なども入り込みます。

細いさんの掃除は大変で、ついつい汚れがたまりがちになってしまうことも。

そんなさんのお掃除に便利なのが、「使い古した歯ブラシ」です!

細い隙間にもぴったりフィットする上に、持ちやすく、汚れも落としやすい歯ブラシは、まさしくさんの掃除にぴったりなのです。

お掃除の方法はとてもシンプル。

軽く濡らした歯ブラシでさんの隙間をこすり洗いするだけです。

もし汚れが気になるようでしたら、こすり洗いの後に濡らした布でふき取るか、少し水で流すときれいになりますよ。

他にも、100均やAmazonなどで売っている「ペットボトルでおそうじ ブラシタイプ」も便利なアイテムです。

 

水を入れたペットボトルの先につけてお掃除するだけで、こすり洗いと水で流すのが同時にできちゃう優れもの。

ホースなどで水をかけると部屋の中も濡れてしまう可能性がありますが、これなら桟の中に的確に水を流すことができます。

しかし、普通の泥汚れやほこりはこの方法ですぐにきれいになるのですが、厄介なのが黒カビ

部屋の湿気がたまりやすいさんは、黒カビの原因になりやすく、黒カビが生えていた場合はブラシでのこすり洗いでは落ちないことがほとんどです。

そんな黒カビ汚れを簡単に落とす方法があります。

使うものはこの3つ。

  • 乾いた布
  • 片栗粉
  • 塩素系漂白剤
  1. 片栗粉と塩素系漂白剤を1:1の割合でよく混ぜます。
    このとき、必ず手袋をしてくださいね。
  2. 気になる黒カビの上に載せて、5~10分待ちます。
    あまり長時間置いておくと、気分が悪くなることがあるので、注意してください。
  3. 乾いた布でふき取ります。気になる場合は、濡らした布でふき取るとよいでしょう。
    これだけであらびっくり!黒カビがあっという間に落ちてしまいます。

これからの季節に気になる結露。予防方法は?

冬場になると窓につく結露は、そのまま置いておくと黒カビの原因になってしまいます。

結露を見つけたら窓を拭くのも予防法ですが、朝の忙しい時間帯に窓を全部拭くのは現実的ではありません。

そのため、簡単にできる結露予防が黒カビ予防につながるのです。

換気をする

結露は、室内の温度によって温められた空気が冷えることで空気中の水分が水になる現象です。

そのため、室内の水蒸気が多いほど、結露はできやすくなってしまいます。

こまめに換気をすることで室内の水蒸気を外に逃がし、結露を予防することができるのです。

食器用洗剤で窓を拭く

食器用洗剤に含まれる界面活性剤は水をはじく性質があります。

この性質を利用して、窓に結露をつきにくくすることができるのです。

洗剤液の作り方は簡単。

100mlの水に大さじ1杯程度の食器用洗剤を入れて泡立たないように丁寧に混ぜるだけです。

この混ぜた液を柔らかめの布につけ、窓を拭くだけです。

最後に乾いた布で窓を拭けば完了です。

効果は長くても2週間ほどでなくなってしまうので、定期的に窓を拭く必要がありますが、拭いた後の効果はかなりありますので、おすすめですよ。

まとめ

  • まどのさん(桟)は、戸や障子などの骨組みのこと!
  • 汚れの溜まりやすいさんは使い古し歯ブラシで磨こう!
  • 厄介な黒カビは片栗粉と塩素系漂白剤で撃退できる!
  • 結露は換気で防げる。室内の湿気をできるだけ減らして予防!

いかがでしたか。

結露はカビの原因となり、窓のさんに生えたカビは体調に影響をもたらすこともあります。

これからの季節、細やかに換気をしたり掃除をしたりすることで綺麗なさんを保ちましょう。