ペットボトルリサイクルの問題点!コストがかかりすぎて逆に悪いって本当!?

最近、ゴミの分別が厳しく行われている自治体も増えてきましたね。

自治体以外にもショッピングセンターに空の牛乳パックなどを持っていくと、リサイクルしてくれる場所が増えていました。

しかし、皆さんはペットボトルを分別して捨てることって本当に良いことなのかと思いますか?

分別は手間がかかりますが、環境保全のために行っているという方も多くいるのではないでしょうか?

今回はペットボトルの分別について、環境保全のために役立っているのかどうか筆者が調べてまいりましたので、ご紹介いたします!

ペットボトルのリサイクルには問題点があった!

ペットボトルをリサイクルすれば環境保全に役立つと思いますよね!

しかし、ペットボトルのリサイクルにはいくつかの問題点があります。

  1. 海外に頼ったリサイクル
    なんと、本国内で回収されているペットボトルの4割以上が海外(主に中国)に持ち出されてリサイクルされています。
    これでは輸送費がかさみますね・・・
  2. 自治体費用の増大
    リサイクルの費用は税金です。
    瓶ビールのように、一度使用してもお店に戻すような容器を使用している方も、税金ですので、リサイクル費用を負担指することになります。

コストがかかりすぎて逆に環境に悪い?!

ペットボトルリサイクルに係るコストについて、ご紹介します。

まずは、リサイクルの工程をご紹介しますね!

  • 収集されたペットボトルは人の手と機械で分別されます
  • 圧縮梱包保管をし、それぞれの会社に引き渡されます
  • 海外の会社に運搬されるもの、国内でリサイクルを施すものに分かれます
  • ここで、再商品化し、また世に出回ることになります

※新品のペットボトル1本を作るのに必要な費用は約10円。
リサイクルにかかる費用は33.6円。

費用が3倍かかっているということは、エネルギーも3倍かかっているということになります。

また、1本のペットボトルを作るのに必要な石油は重さにしてその2倍。

リサイクルしてまた作るには7倍の重さの石油が必要です。

リサイクルしないで、燃料として燃やしてしまった方が良いのでは・・・

 

ざっくりと説明しましたが、莫大な金額のお金が必要になっていただけるのはお分かりいただけたでしょうか?

結論としてペットボトルリサイクルは必要?不要?

結論!!

筆者個人的な考えですが・・・

難しいところですが・・・リサイクルは必要だと思います!

しかし!!!!

皆さん、むやみにペットボトルを購入していませんか?

外出にもマイボトルを持参すればそれだけで、ペットボトルの使用量が減ります。

また、自宅で飲むお茶も手作りしてみましょう!

コスパもよく、美味しく飲めますよ(^^)

まとめ

今回はペットボトルのリサイクルについてご紹介しました。

リサイクルには莫大な費用がかかります。

そしてその費用は税金が使われています。

しかし、私たち一人一人が少しずつ気を付ければ、税金の節約にもなるし、環境保全にも役立ちます。

リサイクルされたペットボトルは様々な商品に生まれ変わり私たちの生活に役立っています。

いつかきっと、環境に優しく、コストのかからないリサイクル方法が見つかるといいなと筆者は願っております!

また、この記事を読んで、できるところから一緒に始めていきませんか?(^^)

まずは外出にはマイボトルを持ち歩きましょう!