JUN
「ゲームバーって何?」という疑問浮かびませんか?笑
筆者は良く知りませんでした。
またどうやらちょっと違法性がある部分もあるようなのですが、、、
その辺も考察してみようとおもいますね!
JUN
JUN
ゲームバーって何?
そもそも、ゲームバーとは何なのでしょうか。
ゲームセンターと同じでは?と思われる方も多いのでは。
ゲームバーとは、“バー”とつくだけあって、食事や飲み物の提供をしている飲食店となります。
そこに、テレビゲームやボードゲームを楽しむためのスペースがあるので、ゲームバーと呼ばれるのです。
ゲームバーには、家庭用ゲーム機器や昔懐かしいボードゲームもあるので、高校生から40代まで利用される年代の幅は広いです。
また、「ゲームを全くやったことない人」から、「プロゲーマーが集まる場所」まで幅広くあり、これはお店のコンセプトによって異なるようです。
家庭用ゲーム機としては、プレイステーションからWii、任天堂Switchなどの最新ゲーム機のほかに、ファミコンなどの懐かしのハードウェア、それに格ゲー用のコントローラーなどが一通りそろっています。
ソフトも多種多様にあるので、個人では購入しきれない分、このゲームバーで楽しめるというのは、利点が大きいです。
さらには、巨大ディスプレイを備え付けているところもあり、多人数対戦などで、胸アツなバトルが経験できます。
そして、ボードゲームとしては、「人生ゲーム」や「モノポリー」、「カタン」など有名どころから、名前も聞いたことないようなマイナーゲームまで多種多様にそろえられています。
このようなゲームが置いてあるので、1人で来店しても、テレビゲームで遊ぶことができるし、5人などの大人数で来てもボードゲームなどで遊ぶことも可能なのです。
終電を逃した人の溜まり場になっているお店もあり、寝転がれるスペースもあるので、くつろげる空間が整っています。
利用価格は、一時間1000円程度のところはほとんどのようです。
東京、大阪のおすすめゲームバーをご紹介!
それでは、ゲームバーの中でも、人気度が高く、口コミも多めのお店をご紹介しますね。
東京エリア
8bit cafe(エイトビットカフェ)
住所:東京都新宿区新宿3-8-9 Qビル5F
TEL:03-3358-0407
営業時間:19:00~翌2:00(土・日~翌5:00)
休業日:火
平均予算:2,500円
80年代のレトロテイストたっぷり、サブカルチャーを楽しめる店内。
フィギュアやコミック、ゲーム機器がところ狭しと並び、個性的なネーミングセンスで、メニューを見ているだけで楽しくなるお店です。
フードもデザートも充実していて、女性にも好評で、TVゲームに興じながら女子会という新しいスタイルにオススメです。
ゲームカフェ・バー Ninety(ナインティ)
住所:東京都新宿区荒木町16-16-2
TEL:080-1210-6132
営業時間:月~土17:00~24:00(23:30LO)/日・祝13:00~22:00(21:30LO)
休業日:火・不定休 ※詳しくはブログ参照
平均予算:2,000円
80〜90年代のゲームを中心としたサブカルチャーが楽しめるカフェバー。
ゲームプレイより、「ゲーム好きが集まる大人の空間」がコンセプトのようです。
店内には、観賞用のコレクションもあるので、飲んだり食べたりしながら、ゲームについて語らうのにお勧めです。
ゲームバー東京
住所:東京都目黒区下目黒1-1-15菊ビル2F
TEL:03-3494-1155
営業時間:月~日18:00~翌1:00
料金:1時間1500円飲み放題
ボードゲームが多種そろえられており、お酒を飲みながらワイワイ楽しめるゲームバーとなっています。
ドリンク、フードも充実してるので、飲み放題居酒屋としても利用可能です。
大阪エリア
大阪心斎橋ゲームバーGeeBee
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-12-14 OCEAN DRIVE MITTERA 314-3F
TEL:050-5277-2414
営業時間:19:00~翌5:00
休業日:不定休
利用料金:チャージ料金が1時間500円
「ゴロゴロ寝転べるゲームバー」がコンセプトで、ラグマットが敷いてあり、ねころんでゲームが可能です。
ソフトドリンクは飲み放題制で、新しいゲームから、昔のゲームまで家庭用ゲームがあり、ボードゲームも一通りそろっています。
ゲーム大会も開催していて、大阪のゲームバーの中ではひときわ人気のようですね。
QUEST クエスト
住所:大阪府大阪市北区兎我野町11-10 スイスビルB1F
TEL:06-6484-9980
営業時間:13:00~5:00
利用料金:1時間450円~
とにかく料金設定が安いので、学生さんに人気のお店です。
ソフトドリンクは飲み放題で、駄菓子も食べ放題な上に、レトロなゲームから最新ゲームまで遊び放題なので、オープンから人気のお店です。
ゲームバーは違法なの?
さて、ゲームバーという真新しいバースタイルで人気が出ていて、楽しそう!と思う方が多いとは思いますが、記憶に新しいのは、大阪で起きた違法ゲームバーの摘発ではないでしょうか。
なぜ、ゲームバーに違法性が生まれる可能性があるのか、ここでは解説したいと思います。
実は、ゲーム映像も映画のように著作物にあたります。
ゲームバーが摘発された事件では、上映権(無断で公衆に上映されない権利)侵害が理由です。
『上映』とは、著作物をスクリーンなどに映写することをいい、接続したテレビモニターの画面に映し出すことも『上映』にあたります。
多きなディスプレイで、皆でワイワイ…一人でワイワイ…というのが上映権に引っかかるわけですね。
それでは家の中でワイワイするのも違法なのかというと、そうではありません。
上映権の侵害と判断されるのは『公衆』に見せる目的で上映する場合に限られます。
家に友だちを呼んで遊ばせる場合では、『公衆』にはあたらず、上映権侵害にはならないのです。
ゲームバーの場合、客という『不特定』の人に見せているので、たとえプレーをしているのが少数だとしても『公衆』にあたり、上映権侵害となるわけです。
この上映権侵害を、ゲーム会社などでつくる団体が店舗に警告し、最近の摘発事例が起きたわけです。
しかし、中には、ゲーム機を「展示品」とうたい、規制から逃れようとする店も現れているので、なかなか取り締まりづらいという一面もあるようです。
最近の摘発事例は?
それでは、どのような摘発事例があるのか、ご紹介していきますね。
京都市内で逮捕の事例:2018年6月
販売元の許可を得ず、客にゲームさせたとして、京都市内の2店舗の経営者ら3人が、著作権法違反(上映権侵害)の疑いで京都府警に逮捕されている。
経営者ら2人は、カプコン(大阪)などゲーム会社の許可を得ずに、家庭用ゲーム機のソフトを客に貸し出して、店内のゲーム機とテレビモニターを接続して、遊ばせていた疑い。
また、別店舗の経営者は、任天堂(京都)などの許可を得ずに、家庭用ゲーム機のソフトを客に貸し出して、遊ばせていた疑い。
この件が、ゲームバーの摘発において、全国初の事例となっています。
大阪で上映権侵害の指摘を受け、閉店した事例:2018年4月
大阪にある「クロノス」運営店舗は、ゲーム会社が作った団体(ACCS)から上映権侵害の指摘を受け、一斉閉店予定です。
4月9日に、府内で運営する3店舗「ゲームバー1UP」「ゲームバーカティーナ」「ゲームバーClan」を、2018年7月29日に閉店すると発表しています。
このように、ゲームバーには、家庭用ゲーム機を個人で買わなくても手軽に遊べるというお得感がある反面に、違法性や危険性が潜んでいます。
ゲームバーでの楽しさは、本来の家庭用ゲーム機の目的を逸脱していないか、ゲーム作成側に莫大な損失を与えていないか、いま一度考えなければなりません。
お店側がそのような違法性のあるサービスをするのは問題であることは勿論ですが、お客側にも、違法なサービスに加担する可能性があることを自覚する方が良いのではないでしょうか。
今回の摘発を受け、きちんとした手続きを済ませる店舗は多くなると期待しています。
家庭用ゲームを、違法性がなくバーで楽しめるのであれば、ゲーム会社も、ゲームバーも、そしてお客も、皆がいい気持ちで、純粋にゲームを楽しめますよね。
おわりに
今回は、ゲームバーのご紹介と、ゲームバーにある違法性についてまとめさせていただきましたが、いかがでしょうか。
家庭用ゲームを手軽に楽しみたい、料金を払っているのであるから、良いのではないか、様々な意見がありますが、ゲーム会社に著作権についての手続きを踏まずに、営業しているゲームバーは、何と言おうとも、違法です。
逮捕される事例も出てきており、その営業スタイルは、許されることではなく、公然と営業されていることは、おかしな状況なのです。
色々なゲームを飲み食いしながら、純粋に楽しめるゲームバーへ改善されるように、今後に期待です。