密に人気スポットとして定着しつつある、埼玉県の春日部にある首都圏外郭放水路、別名『地下神殿』をご存知でしょうか。
テレビでもその荘厳な雰囲気をまとう姿が紹介されています。
電車とバスを使っていくわけですが詳しいアクセス方法が気になりますし、料金はいくらかかるのでしょうね。
そもそも『地下神殿』と呼ばれる理由は何なのか、見どころも気になるところ。
『地下神殿』に行ったはいいけどどう楽しめばいいのか悩みますよね。
そこで、春日部にある『地下神殿』のアクセス方法や魅力をご紹介するとともに、周辺の観光スポットなどもご紹介したいと思います♪
これを読めば、きっと涼しい地下神殿を存分に堪能でき、一日を楽しく過ごせるプランを練られるはず!!
春日部の地下神殿へのアクセス方法をご紹介!
まずはアクセス方法をしっかりおさえておきましょう!
行く前の事前予約が必要です♪
地下神殿の正式名称は『首都圏外郭放水路』。
こちらの施設の見学は、公式サイトから事前予約ができます。
見学ツアーは1日3回で、定員25名となっています。
火~金の平日と、土曜は月2回限定で見学会が開催されています。
詳しくは後程、料金についての説明にくわえてお伝えしますね☆
ひとまず、いきなり行くと入れないよっていうことだけおさえておきましょう♪
それでは、実際に見学会に行く際に、アクセス方法をご紹介しますね。
車の場合
以下のルートから行けます!
- 圏央道 幸手IC及び五霞ICから約30分(約15km)
- 東北自動車道 岩槻ICから国道16号を野田方面に約30分(約17km)
- 常磐自動車道 柏ICから国道16号を野田方面に約40分(約20km)
電車の場合
電車で春日部駅へ向かい、春日部駅~南桜井駅間を運行している路線バス”イオンモール春日部線”に乗車。
こちらのバス、1時間に2本から3本ほど運行されています。
以前は、『庄和高校』という停留所で降りて15分ほど歩かなくてはいけませんでしたが、2018年6月から、地下神殿へ入るための受付窓口である『龍Q館』まで、直接行けるようになりました。
◆イオンモール春日部線の時刻表
参考
イオンモール春日部Heisei Enterprise Group
また、8月には期間限定の直通バスが運行されています。
東武鉄道アーバンパークライン南桜井駅(春日部市)へ向かい、そこから無料のシャトルバスに乗車。
このバス、帰り道に人気の道の駅「庄和」を経由するバスもあり、春日部ならではの名産品を購入することができますよ。
◆8月限定運行ののりば・時刻表
https://conv.toptour.co.jp/2018/gaikaku/bus-info.pdf(別窓で開きます)
料金はかかる??
次に、料金とともに見学会についておさえていきますね。
『首都圏外郭放水路』の場所の概要です。
◇住所:埼玉県春日部市上金崎720
◇電話番号:048(747)0281
◇営業時間:火~金で3回/1日の見学会あり
◇定休日:月・土日祝は見学会なし(月曜日は団体のみ、土曜日は月2回限定で見学会開催)
◇料金:無料(8月から有料)
バスは無料のシャトルバスを利用できるので、お得に、かつ涼しい、壮大なスケールの放水路の見学ができるのです。
ひとつ、難点なのは、土曜日の予約はかなり難しいことです。
予約は、見学会が開催される日の28日前の深夜0時から行うことが出来るのですが、土曜日開催の見学会については、数分で受付終了となるほど!
見学会の条件は以下の通りとなっています。
◇個人見学:1日3回定員25名
◇団体見学:1組26名~50名
◇参加対象:小学生以上(中学生以下は、大人の同伴が必要)
◇見学会受付・集合場所:地底探検ミュージアム 龍Q館
見学内容の概要はこのような感じです!
- 巨大な調圧水槽を見学(所要時間:60分)
- トンネルの見学はなし
- 広報員が解説
- 簡略説明Ver.では、映像上映・模型説明はなし
広報員が解説しながらの見学ですので、充実した1時間の見学会となっているようです。
ちなみに、2018年8月からは、国の防災施設を官民連携で、世界一の観光資源に育てる「民間運営見学システム」による社会実験が始まります。
それにより以下のような変更点があります。
◇営業日:土日祝日も含む毎日
◇見学会:1日7回(10:00~16:00)となるようです。
◇所要時間:約50分
◇定員:回50名(事前予約制)
◇料金:一人650円(税込)⇒8月のみ特別割引価格で、500円(税込)
無料ではなくなりましたが、見学会の日程が増えて、訪れやすくなりましたね!
以下のサイトから申し込みは可能です♪
◆8月分の見学会申し込みサイト
参考
首都圏外郭放水路 見学会お申込案内東部トップツアーズ株式会社 公式ページ
春日部『地下神殿』の見どころを一挙大公開♪
結構、『地下神殿』に訪れているファンは多いみたいですよ~
そのファンからの感想から、見どころをご紹介していきますね。
まず見どころの一番は、地下トンネルから流れる水の勢いを調整する調圧水槽!!!
長さ177メートル、幅78メートルのサッカーグラウンド並みの広さを誇り、『地下神殿』の異名はまさにこの場所を表現しています。
重量500トンである巨大なコンクリート柱59本が、このマンモス水槽を支えており、ダイナミックな光景が広がります。
しかし、この光景を目にするには、地下50Mの場所へ、階段を116段降りなくてはいけないので、幼児連れや高齢者には少々難しい環境となるので、参加条件には小学生以上となっているのですね。
中は夏には過ごしやすいひんやりとした空間となっており、動きやすい服装、寒い場合の羽織るものの用意をお勧めします。
最下層は真夏でも19度!!
次に、すごさを感じるのは、毎秒200立方メートルの水を排水するパワー!!!
なんと、、、「14000馬力タービン」…とはどれくらいなのか。
戦車の馬力が1732馬力だそうなので、その約10倍という仕事量をこなせる、とにかくすごいパワーを生み出せるのです!!
そんなパワーが、地下に広がっているわけですね~
また、体感する見学会以外にも、市民ギャラリーやライブラリーなどもあり、子どもから大人まで楽しみながら、首都圏外郭放水路について学習できるところも見どころの一つです。
専属スタッフが地図やミニチュアなどを使って説明してくれるので、程よく知識欲を満たしてくれて、うれしいですね。
何個もモニターがついていて格好いい指令室もその一つ。
放水路の水量などを監視する場所で、ウルトラマンコスモスなど特撮ものでよく利用されているそうですよ。
見どころとは外れますが、参加証はポストカードになっており、持ち帰り可能ですので、放水路ファンには嬉しい仕様となっております。
ちなみに、ちょろっと首都圏外郭放水路を説明すると…
荒川、利根川、中川などに囲まれている春日部市。
盆地のように凹んでいる地域のため、大雨で河川が洪水を起こすと、広範囲が浸水してしまいます。
そのような大規模な浸水被害を防ぐため、地下50Mに長さ6kmにもおよぶトンネル=首都圏外郭放水路は作られたわけです。
1年に6~7回稼働しているそうですよ。
どうでしょう!!
壮大なスケールや馬力を快適空間で知ることができる、春日部の『地下神殿』を一度見たくなってきましたか!?
見学会に行く際の注意点はある?
行きたくなってきた方!見学会に向かう際には注意点があります。
見学会を楽しむためにも、しっかり準備をしていきましょう。
- 運動靴等で参加
調圧水槽内の床は、滑りやすく、網状になっている箇所があるため、ヒール等かかとのある靴では参加はできません。 - 汚れてもいい服や靴で参加
調圧水槽内は足下が汚れているため、汚れてもいい服や靴で参加してください。 - 荷物はコンパクトにまとめて参加
安全管理上、調圧水槽内には大きなかばん等は持ち込めません。
荷物の保管場所はないため、コンパクトにまとめましょう。
これ以外に、基本的なことですが以下のことに気を付けてください。
◇飲酒(酒気帯び)されている方は参加不可
◇必ず係員の指示に従って行動する
◇施設内に飲食・喫煙できる場所はなし
見学会受付時にはこのような注意点もありますので合わせてご参考ください♪
◆見学会開始の30分前から受付開始
◆見学会開始10分前までに受付を済ませましょう
◆受付時、予約の名前と予約番号を確認します
◆見学会中にトイレ休憩はなし
◆事前に知らせれば、英語のビデオを使用OK
周辺スポットのオススメは??
見学会だけでは1時間とちょっとくらいで、終了してしまうので味気ないと思う方もいるのでは?
そこで、周辺で時間も心もお腹も満たせるようなスポットをご紹介したいと思います。
まずは、龍Q館自体をもっと探索してみましょう!
見学会が終了しても、龍Q館内の展示などをみたり、屋上で風を感じるのもアリですよ♪
次に、先ほどちらっと書きましたが、道の駅『庄和』がオススメです。
連日、多くの人でにぎわう、道の駅となっています。
特産品が買えるほか、お安く野菜なども手に入れることもできるので、地元民からも愛されています。
◆場所:〒344-0121 埼玉県春日部市上柳995
◆営業時間:8時~19時
8月12日(日)には、第85回よさこい応援団チャリティー演舞が交流広場で行われるそうですよ。
そして、近くにある公園『庄和総合公園』もオススメスポットです。
バーベキュー会場やアスレチックも充実しており、お子さんがいらっしゃるグループには特におすすめな場所です。
持ち寄ったお弁当を広げても楽しめますし、バーベキューを楽しめるのも素敵なポイントですね。
おわりに
地下の施設見学なので、雨の日や季節問わず楽しめる春日部の『地下神殿』、首都圏外郭放水路に知識欲を満たされたくなりましたか?
スケールが大きいので、インスタ映えも期待できる荘厳さのようですので、一度訪れてみることをお勧めします。
また、天気の良い日にはそのまま公園でピクニックやバーベキューというのも休みの思い出作りにぴったりですよね。
皆様の休日が、地下神殿で充実しますように!!