最近、髭の中に茶色いものが混じってる・・・と、気にしている男性はいますか?
女性にはわからないこの感覚ですが、もしかして何かの病気?と心配している人もいるのではないでしょうか。
茶色い髭が生えてくる原因と、病気との関係、健康的な黒髭に戻す方法まで、今回は男性のための「髭特集」ですよ!
茶色い髭が生える原因
茶色い髭が生える理由、それは「メラニン色素」が深く関わっています。
髪の毛の場合、茶色い髪だなーなんて思っていると、いつの間にか白髪になっていることないですか?
それと同じ原理ですね。
メラニン色素を作る「メラノサイト」の働きが弱くなることで、メラニン色素が薄くなるのです。
では、なぜ「メラノサイト」の働きが弱くなるのでしょうか。
原因1【紫外線を浴びている】
日光に当たると、髪が日焼けしてしまい色が落ちます。
紫外線に多く当たると、メラノサイトの働能が低下し、茶色い髭が生えてくることがあるそうです。
サーファーの人たちの髪の毛が茶色かったり金髪っぽいのは、紫外線の浴び過ぎなんですね。
原因2【塩素】
これは、塩素に漂白効果があるからです。
プールによく入る人って、髪の毛が茶色い人、多いですよね?
あれは、塩素と紫外線の影響が強いからと考えられます。
原因3【生活習慣やストレス】
メラノサイトはストレスに弱い性質を持っているうえ、自律神経の乱れも起こしてしまうのです。
それが血行不良につながり、必要な栄養素を十分に行き渡らせることができなくなるんですね。
また、食生活の中でミネラルが不足している場合もあります。
「ワカメを食べると髪が黒くなる」って聞いたことありませんか?
大豆や海藻を中心に、栄養バランスの取れた食生活に改善することも予防になります。
原因4【加齢・老化】
こればかりは、どうあがいても避けて通ることはできません。
でも、ストレスをためない生活をしたり食生活を改善したり、紫外線に気を付ける、などやれる努力を続けていれば、遅らせることはできると思います。
でも、個人的に白髪交じりの髭ってセクシーだなー、と思う女性は結構いると思います。
ただし、きちんと手入れされていることが前提ですが。
体調不良の予兆のことはない?
これは、結論から言うと関係ないようです。
いつもとちょっと違う色をしているから心配になった、という人もご安心を。
外的要因と内的要因が重なり合って起きる現象なので、特に心配はいりません。
ただ、どんどんひどくなる場合は、一度徹底的に、生活習慣を厳しく見直すことをおススメします。
身体の表面上に出てくる異変は、何かを知らせてくれる重要なサインであったりします。
主観で見るのではなく、周りの助言も得ながら取り組んでみて下さい。
生き生きとした黒髭を取り戻すためには
生活習慣や食生活の改善、ストレスの対処などをまず優先させましょう。
そのうえで、カラーリングなどの外的ケアもすれば、漆黒の立派な髭が蘇るでしょう!
参考までに、対処法をいくつかご紹介します。
剃る。
剃る場合は、髭剃り負けをしないよう、シェービング剤でしっかり肌を保護しましょう。
抜く。
これは、埋没毛や毛嚢炎、色素沈着の原因になるのでおすすめできません。
やるのであれば、脱毛処理した方が衛生的で安心です。
脱毛する。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、茶色や金色・白髪には反応しないため脱毛できません。
「ニードル脱毛」は1本1本抜くので、ピンポイントでできるうえ、安全でコストも抑えられます。
染める
染める場合、白髪染めのものを使うと皮膚まで染まってしまい「黒髭危機一髪」の海賊のようになってしまいますよ!
シャンプー用の白髪染めであれば、皮膚が染まることはありませんので使いやすいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
欧米では、きちんと手入れされている髭が紳士の象徴なのです。
女性から見ても、素敵な髭をしている人って、ドキッとしますよ。
日々の生活や自身の体調のバロメーターとして、髭をチェックする習慣を始めてみてもいいのではないでしょうか。