ベビーメタルの後ろを支える超絶演奏者陣、その名も”神バンド”。
今回は、その神バンドの1人藤岡幹大さんにスポットをあてて紹介したい。
彼のギタープレイ動画やベビメタ以外の活躍、人物像などを調査してみた。
藤岡幹大とは
本名 | 藤岡 幹大(ふじおかみきお) |
生年月日 | 1981年1月19日(36歳) |
出身 | 兵庫県 |
身長 | 158cm |
その他 | 既婚、2女の子供を持つ |
元々、MIジャパンという音楽学校へ通っていた時に、コンクールで入賞することをきっかけに講師側へと転身したとのこと。
演奏したら講師になってしまった、などというところを聞くとやはりとんでもない才能の持ち主であったのだろう。
この頃から神の片鱗がみえていたのだろうか。
その後、個人として作品を出したり、セッションバンドとして活躍していたのちに、噂の”神バンド”へ所属することになる。
神バンドとは
ここで神バンドについて、簡単におさらいしたい。
ご存じの方は飛ばしていただいた構わない。
音楽プロデューサーであるKOBAMETALが始動させたプロジェクトBABYMETAL。
“アイドルとメタルの融合”をテーマに3名のアイドルが踊りながらヘビメタを熱唱するというまったく新しい音楽である。
日本国内でははじめなかなか浸透しなかったが、海外ではかなりVIPクラスの有名バンド。
当初アイドル3名を目立たせる為に、演奏はすべて録音音源、奏者っぽい骸骨たちはみなエアープレイだった。
その分、演奏はかなり作りこんだものであった。
恐らく誰かが「やはりライブだから生演奏で」と言い出したんだろう。
そこでこの作りこまれた演奏を生でプレイできる凄腕奏者たちが集められた。
- 大村 孝佳(ギター)
- Leda(ギター)
- 藤岡 幹夫(ギター)
- BOH(ベース)
- 青山 英樹(ドラム)
- 前田 遊野(ドラム)
彼らはそれぞれ国内を代表するプロフェッショナル達。
この中から公演ごとに、ギター×2、ベース×1、ドラム×1の4人体制で結成する。
とにかくテクニックがすごいメンバーが集められたバンド、それが神バンドだ。
ギタープレイ
特徴
彼のギタープレイの特徴としては、とにかく精密で堅実な演奏だと思う。
演奏するジャンルも、ジャズやブルースから、ロック、ヘビメタに至るまでかなり幅広くこなせるタイプ。
神バンドにおける速弾きプレイもとても目を引くものがある。
またジャズ・ブルースでも活躍されているということもあり、アドリブ(即興)演奏なども得意とするところだ。
また、演奏中とっても楽しそうにしているのも印象的である。
本当にギターが好きなんだな、と思わせる彼のプレイスタイルだ。
動画
それを裏付ける動画をいくつか紹介しよう。
他での活躍
彼の活躍は神バンドだけではない。
藤岡幹大 of TRICK BOX名義でのソロ活動を行っている。
それ以外にも複数のバンドからサポートやゲストとして参加している。
教則本や音楽スクールを回りながら講師活動もかなり積極的に行われていたようだ。
ちなみに余談ではあるが、神バンドのギターリスト大村。
彼は藤岡幹大が講師時代の生徒である。
またスポンサーから新商品のレビュー・宣伝の依頼を受け、店頭や動画などで試奏なども多数やられている。
ネット上で”藤岡幹大、年収は?”というようなキーワードも見受けられた。
かなり売れっ子ギタリストであり、そこは立派な年収をもらっていたのであろう。
まとめ
今回は藤岡幹大のギタープレイや活躍についてまとめた。
神バンドとして優れた演奏者が集められ、彼はその一員だった。
そしてジャンルを問わずかなり幅広く、その正確で緻密な演奏を楽しんだ。
他にも多数活躍の場があった。
こういう形となった。
実はこの記事を書いているのは、藤岡幹大氏の訃報がニュースで報じられた翌日である。
筆者にとってもあまりのショックであり、今回この記事を書くことを決意した。
こころから冥福をお祈りしたい。