リュースケ
初めて買う人は少し戸惑いを覚えるかもしれない。
しかし、飲んでみるときっと気に入ると思う。
今回はそんなメーカーズマークの紹介や戸惑いを覚えると思う封などについて、紹介する。
メーカーズマークとは何か?
メーカーズマークとは、サントリーから発売されているバーボンウィスキーである。
その特徴をまさに捉えているサントリーの謳い文句をまずは紹介しよう。
「いいウィスキー」は、ともすれば「通でなければそのおいしさは分からない」とか、
「味の魅力は理解しにくい」などと思われがちですが、
メーカーズマークはこう考えます。
「本当にいいウィスキーは、誰が飲んでもおいしいと思えるものである」
メーカーズマークは、そんな新年から生まれたプレミアムウィスキーです。
そう、美味しくないという反応に対して、「通じゃない」というのは簡単である。
しかしながらこのメーカーズマークは、「誰が飲んでもおいしい」を目指している。
1950年代から本格的に作られたこのウィスキーは、アメリカケンタッキー州の小さな蒸留所で作られ始め、今もなおここで製造されている。
全て手作りで作られており、その証拠として、1本1本に施された赤い蝋の封。
1本1本人の手で施される封のため、一つとして同じものが存在しない。
プレミア感が満載だ。
余談であるが、この作業に携わっているのは12人のスタッフらしい。
世界中に出回っているメーカーズマークの封は、この12人の手から作られる。
12人の個性なんかもあるはずなので、飲み続けていれば誰が封をしたのかが分かるようになるかもしれない。
開け方について
1本1本に施された赤い蝋による封。
初めてみる方はやはり戸惑いを覚えるだろう。
ここでは、動画を用いて開け方を紹介したい。
意外にも簡単に開けることが出来る。
よく見ると(よく見なくても実物を手にすると分かるが)、キャップの脇から金属シールの突起 が確認できる。
これを指で挟んで引っ張ると一周回ってキャップとボトルの接続が解かれる。
キャップ自体はボトルにネジ式で固定されている為、キャップを回すことで取り外すことが出来るわけだ。
蝋で固められている為、金属シールを剥がす際やキャップを回転させる際、少々力がいるかもしれない。
おすすめの飲み方
このメーカーズマークは、小麦から生産されている。
通常バーボンウィスキーは、トウモロコシやライ麦、大麦などを原料とする。
しかしながらこのメーカーズマークは1950年頃から小麦に注目し、小麦から製造を行っている。
通常のバーボンウィスキーなどに比べると、樽からくるその甘い風味が強めのため、ストレートで飲むのが良いとされているようだ。
しかしながら、他のバーボンウィスキーと比べ、若干辛口な印象も受ける。
その為、バーボンウィスキーに慣れていない方は、是非ハイボールを試していただきたい。
辛口の部分が抑えられ、かつ風味はそのまま感じることが出来るはずだ。
46の意味とは!?
さて、ネットで調べているとこのメーカーズマークには”46″というナンバーのついた商品が存在することに気づく方もいるだろう。
メーカーズマーク46は、数量限定で発売されている特別なものとなる。
“インナーステイブ”と呼ばれる焦がした木材を、熟成させる際の樽の中に投入する。
これによりキャラメルやバニラのような甘味が更に加わり、一層厚みのある味になっている。
“46”という数字は、このインナーステイブの業者へのオーダー番号らしい。
この由来を知っていると、ちょっと通な気分を味わえること間違いなしだ。
まとめ
今回は、サントリーのメーカーズマークというバーボンウィスキーを紹介した。
1本1本ハンドメイドのウィスキー。
初めて手にすると一見開封方法に困るようだが、今回の記事を見れば安心して開封が出来ると思う。
おすすめの飲み方はハイボール。
もし辛口が少し強いと感じた際は、是非ハイボールを試してみて欲しい。