Red Velvet「7月7日」の歌詞の意味とは?MVや収録アルバム、セウォルとの関係など!

あん

日本での単独ライブが大盛況のうちに終わったRed Velvet。

2018年は彼女たちの活躍の年になりそうです。

Red Velvetの楽曲の魅力について、「7月7日」という1曲を取り上げて解説しちゃいます!

あん

「7月7日」、、、そこにはどうやら深い意味があるようですよ!

検索、知名度、人気急上昇のRed Velvet って?

3月28日、29日にのべ2万人を動員して、初の日本単独ライブを成功させました。

7月にはオリジナル曲の発売も決定!

6大都市を回るツアーも決まっていて、日本での活躍が期待されています。

韓国には、ビッグデータを解析して得た指数を測定して韓国企業評判研究所が発表している「ブランド評判指数ランキング」というものがあります。

このランキングで、Red Velvetは2月3月連続で韓国ガールズグループブランド評判の1位を獲得するなど韓国内の評価も上々!

Red Velvetには、みんなが注目しているといっても過言ではないですね。

red velvetメンバーの性格や身長、カラーは?人気順や見分け方も紹介!

Red Velvet「7月7日」の意味深な歌詞紹介、その解釈とは!?

Red Velvetの楽曲にはどんなものがあるのでしょう?

R&Bや、HIP HOPのダンサブルな曲が多いようです。

ラップが多用されていたり、耳に残るフレーズのリフレインがキャッチ―だったり、ノリノリなものから、Red Velvetの歌唱力がしっかり活かされたしっとりしたバラードまで様々です。

歌詞はヤハリ恋愛がテーマになっているものが多く見られます。

 

そこで、「7월7일(7月7日)(One Of These Nights)」という曲に注目してみました。

「7月7日」といえば、まず浮かぶのは七夕ですよね。

韓国でも七夕は広く知られていて、日本と同じように牽牛と織女が年に一度だけ会える日ということになっています。

そこで、Red Velvetの「7月7日」の歌詞を見てみると、「夢の中でもいいから 私たちまた会おう」という部分から、恋愛関係の終わった恋人と夢の中でもいいから会いたい、という内容になっているように思えます。

あの短かった瞬間 すべてが

あなたと私のために止まっていたあの瞬間

どうしてそれが奇跡だということを知らなかったのかな

 

古い Storyとあの日に止まっている私

愛した時間よりも

もっと長く別れたままなの

 

 

全編を通して描かれている、過去の時間にとらわれてしまって身動きが取れない感じに、胸が締め付けられます。

 

 

天の川の向こうの遥か遠くに

白い私たちの記憶を渡る私

 

夢の中でもいいから

Baby, one of these days

One of these years

待つのは私にとって

ただの些細なことなの

 

絶対に会えない人を思っているような感じすらします。

単純に、別れてしまった恋人のことをうたっているわけではなさそうな気がしますね。

夢の中でもいいから

私たちまた会おう

One of These Nights

私たちまた会おう

One of These Nights

そして、夢の中でも大丈夫だからせめて会いたいという思いが繰り返されます。

でも、冒頭に「ただ夢から覚めただけなの」とあるのです。

この一文が、たとえ夢の中で会えても夢にしかすぎないんだ…という余計に辛い気持ちをループさせているようにすら思えます。

ストリングスとピアノの音色が、切なさにますます拍車をかけていますね。

※和訳はK-POP* Makes My Day様から引用させていただきました

「7月7日」収録アルバム

「7월7일(7月7日)(One Of These Nights)」は2016年3月に発売されたセカンドミニアルバム「The Velvet」に収録されています。

収録曲は全体的にバラード寄りになっていて、ある意味ではRed Velvetらしくない感じもします。

しっとりと、歌詞の内容もイケイケゴーゴー! な感じではなく、切ない感じ、可憐な感じが多い気がしますね。

Red Velvetイチ沁みるアルバムになっているといってもいいのではないでしょうか。

現在まだ日本版は発売になっていないので、韓国からの輸入盤をゲットしてくださいね。


出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51HHFCSIQRL.jpg

7月7日、セウォル号

2014年4月16日に、大型旅客船セウォル号が転覆し、修学旅行中の高校生を多く含む300人以上の犠牲者を、結果として出すことになった事故がありました。

「7월7일(7月7日)(One Of These Nights)」は、このネットではセウォル号の事故を題材にしているのではないかと話題になったようです。

タイトルや発売日が、この事故との関連の憶測の根拠になっているのだとか。

7月7日が、セウォル号の船体の撮影がされた日であることや、発売日を一日伸ばして3月17日(事故の起きた4月16日は旧暦で3月17日になるため)にしたことなどです。

犠牲者の数が多かったことだけではなく、悲しく、憤りも大きい事故だったので、韓国でもとても忘れられないような記憶になっているのでしょう。

意味深MV「7月7日」

MVもまた、セウォル号の事故との関連を裏付けるに十分な作りになっている気がします。

船の中や、海上と思われる背景、鍵穴を覗くようなシーンであったり閉じ込められて何処にも行けないさまが表現されています。

ジョイさんだけを残して、ほかの4人が消えてしまう演出も、どうしても事故のことを思い起こさせますね。

キャンドルの灯が、追悼を表しているように思えます。

そして、降り続く雨にこそこのMVの真髄があると思うのです。

韓国では七夕の日の雨は歓迎されるものなのだそう。

牽牛と織女が再会の喜び涙することで雨になるという言い伝えがあるそうなので、七夕に雨が降る=無事に二人が逢瀬を楽しんでいるということになるのですね。

MVの中で降る雨は、会えない人に「夢の中でもいいから」会えたのだと思わせてくれるものになっているに違いありません。

まとめ

今大注目のRed Velvetのバラード曲「7월7일(7月7日)(One Of These Nights)」を取り上げてみました。

セウォル号の事故との関係が取りざたされた曲です。

発売日やタイトル、MVが示唆するのは、追悼と慰霊なのかもしれないですね。

MVをじっくり見ていると、とっても切ない気持ちになってきます。

Red Velvetの多面性もあらわしているのではないでしょうか。

日本での活躍も期待されるRed Velvet。

これからも追いかけていこうと思います。