宮沢りえさんの映画初出演作でもある、『ぼくらの七日間戦争』は1988年に公開されました。
公開から30年が経つのに、いまだに人気の理由はなんなのでしょう?
女優としての評価も高い宮沢りえさんはじめ、映画のキャストが現在どんな活躍をしているのか気になりますね。
そして、満を持して初のアニメ映画化の情報も!?
公開日や声優キャストなど、調べてみました。
ぼくらの七日間戦争キャストの現在
まずは中山ひとみ役の宮沢りえさん。
言わずもがなで、押しも押されもせぬ、実力と人気を兼ね備えた女優さんとして活躍されていますね。
最近は、V6の森田剛さんと結婚されたことでも話題になりました。
菊地英治役の菊池健一郎さんは、2013年の映画出演以降の出演情報がはっきりとは分からないのですが、現在も俳優は続けていらっしゃるようです。
中尾和人役の大沢健さんですが、2018年に市原隼人さん主演のドラマ『明日の気味がもっと好き』に出演されていたり、精力的に舞台をこなされていたりと、俳優として活躍されています。
朝ドラ『梅ちゃん先生』にも出演されていましたね。
堀場久美子役の安孫子里香さんはご結婚を機に芸能界を引退されています。
相原徹役の工藤正貴さんはクラブDJに転身後現在何をされているのかはわかりません。
生徒役で出演されていた方で、現在も俳優を続けている方は少ないようですね。
教師役等大人の役で出演されていた方は、笹野高史さん、賀来千香子さん、佐野史郎さん、室田日出男さん等、超豪華!
室田日出男さんは残念ながら2002年に亡くなっていますが、ほかの皆さんは個性的な役柄で現在もご活躍されていますね。
どんな映画? あらすじは?
『ぼくらの七日間戦争』は1988年に公開された映画で、宗田理さんの1985年発表の同名小説を原作とした青春映画です。
主題歌のTM NETWORKの『SEVEN DAYS WAR』はなかなかさわやかな曲でした。
1991年には続編『ぼくらの七日間戦争2』も公開されています。
『ぼくらの七日間戦争』のあらすじは、行方不明になった中学生たちは、抑圧的な学校・教師・親に対しての戦争をしかける、というもの。
自衛隊の廃工場に立てこもり、突入してくる教師たちに徹底抗戦する物語です。
手に汗握る、ハラハラドキドキの展開盛りだくさんでした。
80年代の管理教育や教師の強権、体罰の問題など、当時の学校教育の空気感みたいなものも感じられる作品です。
学校という体制が振りかざし押し付けてくる不条理に抗う主人公たちの姿勢が、時代を超えて普遍的な共感を呼んでいるのかもしれません。
「ぼくらの七日間戦争」アニメ化情報
2018年、「ぼくらの七日間戦争』が、なんとアニメ化するという情報が耳に入ってきました。
現在『ぼくらの七日間戦争』シリーズを刊行している角川つばさ文庫からの公式発表です。
原作者の宗田理さんも映画化について言及されているようです。
実写映画化から30年の時を経て、アニメ映画化されるなんて、原作及び実写映画の人気の高さを物語っていますね。
ポプラ社主催の「小学生がえらぶ! “こどもの本”総選挙」で2018年の8位に入るなど、現役小学生にも人気を博していることがうかがえます。
気になるのは、アニメの時代設定。
作品の舞台は1980年代になるのでしょうか?
教育の在り方みたいなものもかなり変化しているので、現代にそのまま設定を移して…というのは考えにくいのですが、その辺がどんなふうになるのか、とても気になっちゃいますね。
そしてキャストですが、出演者に関する情報は全く明らかになっていないようです。
どんな声優さんが出演されるのでしょうか?
今後も注目していきたいと思います!
まとめ
1988年に公開、宮沢りえさん出演の映画『ぼくらの七日間戦争』に迫ってみました。
生徒役で出演されていた俳優さんは引退されている方も多く、追いかけるのは難しくなっていましたが、教師役の俳優さんは笹野高史さんや佐野史郎さんなど、ずっと活躍されている有名どころの方がたくさん!
映画、原作ともに30年間ずっと人気の理由は物語の過激さや痛快さもありますが、抑圧とたたかう子供たちの姿への共感があるのでしょう。
2019年にはアニメ映画も公開予定です。
子どもから大人まで楽しめる作品になること間違いなしですね。