年賀状がめんどくさいので辞めたいという方必見!正しい辞め方とやめどきを紹介!

年末が迫ってくると、職場でも家庭でも出てくる年賀状作成タスク。

仕事上の年賀状作成は仕方ないものの、プライベートで出す年賀状ほど、めんどうくさいと感じるものですよね。

そんな年賀状、いやいや作るくらいなら、いっそ辞めてしまうのは良いのか、考えたことはありませんか?

年賀状を辞める際には、どのような手順を踏めばよいのでしょうかね。

今回は、年賀状を辞めたい理由から、年賀状の辞め方、そもそも年賀状とは?などなど、調査してみました!

これを読めば、年賀状の辞め時や、辞め方をきちんとおさえられますよ!

年賀状がめんどくさいので辞めたいと言う方は結構いる

年賀状のしきたりが面倒だと言う方は、世間で結構多いようです。

『年賀状を出していない人のためにパソコン開いて年賀状作成が面倒』

『独身族と子持ち族と分けて年賀状作成が面倒』

『前の職場の人とかは正直、面倒くさい』

『年賀状ラインもめんどうくさい。正月だからなんだ、って思う』

『辞める勇気がなくて惰性で出している。もう会う気もないのに出すのに何の意味があるのだろう』

『離婚しているので、年賀状を出すのが面倒くさい』

ふむふむ。人間関係を築くうえで、なんとなく…で続けている年賀状、という方にとっては面倒くさい物なのでしょうね。

『正月だから。一年の始まりだから』

という考えは、24時間365日営業しているお店が蔓延している現代社会では、通用しないということもありそうです。

こういった年賀状にまつわる面倒くさい口コミに対し、多くの方がいわゆる【いいね!】で評価しているのも、年賀状への面倒くささが垣間見えます。

こうした年賀状を面倒だと考える方は、近しい人だけにしたり、メールにしたり、ラインにしたり、最終手段で辞めている方も多いようです。

年賀状の正しい辞め方

それでは、年賀状を辞める際の、辞め時であったり、辞め方はどのような方法がよいのでしょうか。

世間の口コミを参考にしてみました。

相手が喪中だった翌年から出さない

あらかじめ年賀状は書かず、1月1日に来た年賀状にだけ返信

ある年に突然辞める

転居したときに転居のお知らせを出さないことで年賀状を辞める

このような感じですが、中でも、年末に書かずに、年始に届く年賀状を待つスタイルというのが一番多いようですよ~

それでも、長年、年賀状だけでは続いていた関係性をいきなり断ち切るのは勇気がいりますよね。

相手に失礼のないようにフェードアウトしたい、という思いもあるでしょうし。

そんな丁寧さんには、このような文面を今年の年賀状に添えてみるのがお勧めです。

『なお、○○○○の理由で、来年からの年賀状による新年のご挨拶を差し控えることにいたしました。なにとぞ、ご理解いただきますとともに、今後とも、これまでと変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。』

○○の部分には、書きやすい理由を入れればよいですし、思いつかなければ、『一身上の都合』という便利な日本語もあります。

これでは文章が長い!という方にはこちらがオススメ。

『長年のお付き合いを頂きましたが、この年賀状を最後として来年以降の年賀状はご無礼をいたします。』

これなら、さらっとスペースをあまりとらずに書けますね。

このような感じで、年賀状は出さない、という選択と、出すとしても来年は出さない挨拶を添える、という選択があるのをおさえておきましょう。

年賀状はなぜめんどくさいのか?

年賀状の面倒くさい理由は人それぞれですが、なぜ面倒くさくなってしまうのでしょうね。

そこで、理由をピックアップしていくとともに、その解決方法をご紹介していきます♪

ケース1:年賀状を書く時間がないほど、年末は忙しい

年末業務に追われる、仕事始めでも忙しい、そんな方には、こんな解決策がオススメ!

  1. 年賀状作成・お届けサポートしてくれるサイトを利用
  2. 年末には年賀状は出さず、届いた人にだけ返信する
  3. 年賀状は出さないが、寒中見舞いで年賀のあいさつを兼ねる

①は、やはり例年送っている人には年賀状を送りたい!という方向けですね。

毎年、コンビニでも郵便局でも自動で作成してくれるお店が出てきますが、スマートフォンが主流となっている現代では、【年賀状アプリ】がオススメです。

パソコンを開くことなく、ハンディに操作できるので、通勤時間や休憩時間などの隙間時間に作成できる利便性があります。

②や、③の場合は、年賀状は辞めたい人向けですね。

自然に、年賀状を出す枚数を減らしたり、そもそも出さない形で過ごすというスタイルです。

ケース2:離婚したので年賀状で半ばお知らせのような形になるのが面倒

家族のかたちを表すもののようになっているのが年賀状…

お知らせのようになりたくないのなら、これについては、【きっぱり出さない】という方法が一番の解決な気がします。

ケース3:独身者と既婚者で年賀状の内容を変えるのが面倒

これは女性ならではの考えでしょうかね。

内容を変えて出すことでこじれる人間関係に面倒だと感じる方もいるのですね。

解決方法としてはこちらがオススメです。

  1. みんな一緒の内容で、子どもや結婚式の写真は一切使わない
  2. 親戚にだけ子どもの写真を使い、他人には子ども写真は使わない

親せきには、子どものことや結婚したことを伝えたい!という方には、②がおすすめです。

①でも②でも、友人間で自分の年賀状が話のネタになることも防げます。

以上のようにピックアップしてみましたが、本当に年賀状を出すのが面倒な方は、今年から出すのをきっぱりやめちゃいましょう!

そもそも年賀状ってなに?どうして無くならないの?

それでは、最後に、年賀状について知識を深めていきましょう。

まず、年賀状のルーツから。

年賀状の発端は、平安時代にさかのぼります。

年賀状を出す習慣とともに、年の初めにお世話になった方のお家へあいさつに回る『年始回り』も習慣化されました。

そして、時代とともに人々の関係性は広がり、全国にあいさつに出向きたい相手ができるような状態に。

そのときに『年始回り』の代わりに活躍したのが、年賀状なのです。

長い時代とともに生き続けてきた年賀状は、メールが普及した現在でも、一人あたり約27枚購入されているそうです。

さて、年賀状がなぜなくならいのかは、諸説ありますが、自分としては、団塊の世代までの年賀状習慣が根強いからだと思います。

若年層がいくら年賀状から離れようとしても、仕事の関係上、目上の人が年賀状を送る習慣を持っていると、こちらも出さなくてはいけない、という状態に。

プライベートでの年賀状が減っても、仕事の中での年賀状を送るスタイルが確立されている現代社会においては、終わることのない年賀状合戦となっているのです。

さらには、郵便局側の利益問題もあるかと思います。

年賀状は、郵便局の年間収入の約1割を占めているそうなので、年賀状をどの世代にも扱ってもらえるようにする工夫には必死でしょう。

それでは永久に年賀状習慣はなくならないのか、考えてみました。

団塊世代がかけなくなり、スマートフォン世代の若者が人口の多くを占めるようになる40年くらい先の未来ならどうなのでしょう?

それでも年賀状文化は続く気がします。

理由としては、日本人の遺伝子の中にある律儀な性格、周囲と同化しなくては精神が影響し続けると考えているからです。

“なんとなく”出し続けている人が、若者の中にもいることが、根拠です。

いくら文明が変化していっても、周囲と同化していないと落ち着かない人が多い日本であれば、年賀状文化はなくならないでしょう。

そして、そんな心をくすぐる新たな文明の利器を発明して年賀状を楽に作成できる世の中へと進化していくのだと思います。

おわりに

年賀状を辞めたい人には、色々な方法、辞めるタイミングがあることが知れて、辞める勇気を持てたでしょうか。

私自身、一度辞めていた年賀状を再開するにあたっては限られた友人にのみ、となんとか年賀状の枚数増加を防いでいる状態です。

これから年賀状戦略として、ウェブでもテレビでも年賀状押しのCMが多く出てきますが、辞めるか辞めないかは、あなた次第です。

辞めるときに、この記事が参考になれば幸いです。