車に乗り始めて、まず初めに迷うといっても過言ではない、ガソリンスタンドでの給油。
レギュラーやハイオクなどの種類があるけど、軽自動車にはどれを入れればいいのか悩んだことはありませんか?
また、ガソリンは定期的に給油するもの。
どれくらいの代金がかかるのか気になりますよね。
今回は軽自動車に入れるガソリンの種類や代金についてお伝えします。
軽自動車にはどのガソリンを入れればいいの?わかりやすく解説!
結論から言うと、軽自動車には「レギュラー」のガソリンを入れましょう。
ガソリンスタンドで給油できるガソリンには3つの種類があります。
元は同じ原料ですが、精製される段階でガソリンの「オクタン価」(不用意に燃料が爆発する回数)によって分けられています。
レギュラー
現在販売されているほとんどの車がレギュラー仕様車です。
軽自動車もレギュラー仕様車なので、レギュラーガソリンを入れるのが正解です。
レギュラーガソリンはオクタン価が89以上と定められています。
オクタン価が高くなればなるほど精製に手間がかかるため軽油よりは高いですが、ハイオクに比べれば安いため、ほとんどの車で採用されています。
ハイオク
高級車やスポーツカーに採用されている高級ガソリンです。
オクタン価が96以上と定められていて、精製に手間がかかるためレギュラーガソリンに比べて10~20円ほど高くなっています。
軽油
トラックやバスなどの大型車に採用されています。
ガソリンとは厳密に違い、ガソリンを作る段階でできる燃料のため大変安価です。
しかし、燃焼させるために大変大きなエネルギーが必要なため、一般車には適さない燃料です。
軽自動車に間違えて他のガソリンを入れてしまった!どうなる?
軽自動車に間違えて軽油を入れてしまったり、レギュラーが何かわからず、ハイオクガソリンを入れてしまったり。
車に乗り始めたころに間違えてしまいそうになったことはありませんか?
実際間違った燃料を入れてしまうとどうなるのでしょう。
レギュラー仕様車にハイオクガソリンを入れてしまった場合
レギュラー仕様車にハイオクガソリンを入れてしまった場合は、車の故障はまずないので慌てることはありません。
ハイオクガソリンは先ほど説明した通り燃えやすい上に、オクタン価を上げるために清掃剤などが含まれています。
レギュラーガソリンだけで走っている場合よりもタンク内が綺麗になるため、燃費が向上することがあります。
値段が高いので及び腰になりますが、年に1度くらいハイオクガソリンを入れると、車が長持ちしますよ。
ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れてしまった場合
この場合は気づいた時点で一度車屋さんに連絡しましょう。
ハイオク仕様車のエンジンは、ハイオクガソリンで性能を発揮できるように設計されています。
レギュラーガソリンを入れて大きな問題になることはないのですが、エンジンの性能が発揮できず、車の寿命を縮めてしまう原因になります。
レギュラー仕様車・ハイオク仕様車に軽油を入れてしまった場合
ガソリン車に軽油を入れてしまった場合、走り続けると車から黒煙が上がり、最悪の場合エンジンが故障し走れなくなります。
気づいた段階でまずガソリンタンクから軽油を抜き、洗浄する必要があります。
もし走行してしまい、黒煙が上がった場合はすぐに安全な場所に停車の上、JAFなどのサービスに連絡し、しかるべき対応をしてもらいましょう。
黒煙が上がったまま走りづづけることは大変危険です。
軽自動車のレギュラー満タンは何リットル?ガソリン代、燃費はどれくらい?
軽自動車は平均的に満タンで22~25リットルを給油できます。
燃費も最近は向上しており、多いもので1リットルあたり23~24kmを走ることのできる軽自動車もあります。
車によってそれぞれですので、購入する際には燃費とガソリンの満タン量をしっかり確認するようにしましょう。
ガソリン代ですが、近年価格が高騰し続けています。
平均的に145~160円ほどですので、今回は150円で計算してみます。
満タンが23リットル、ガソリン代が1リットル150円とすると、
23(リットル)×150円=3,450円
となりますね。
平均的な燃費が1リットル当たり23 km前後ですので、23キロで計算すると、1回満タンにすると
23(リットル)×23(km)=529km
となります。
これはおおよそ東京-大阪間の直線距離が401kmですので個人的には思ったより走れるんだなという感想ですね。
まとめ
- 軽自動車にはレギュラーガソリンを入よう!
- 他の種類のガソリンや軽油を入れてしまった場合、最悪の場合車が壊れてしまうことも!
- 軽自動車の燃費は22~24キロくらい!
- 軽自動車を満タンにすると、平均して3,450円くらいかかる!
いかがでしたか。
軽自動車には軽油、ではなくレギュラーガソリンを入れるようにしてくださいね。
また、意外とガソリン代は馬鹿にならないことが多いので、色々なガソリンスタンドを回って、安く入れられるガソリンスタンドを見つけるのも、お得に車に乗るためには大切ですよ。