軽自動車の寿命(耐用年数)は平均何年?10万キロの距離というのはバロメータとなるか?!

一家に1台~2台は所有する車の中に、軽自動車はありませんか?

その軽自動車、乗り始めて何年目でしょう。

軽自動車の寿命ってどれくらいかはご存知ですか?

よく10万キロを走行したら買い替えを検討する…なんて話も聞きますが、それは正確な数値なのでしょうか。

距離がバロメータなのか、それとも問答無用で年数で寿命は来るものなのか、気になりますよね。

手入れ次第で、寿命は異なってきますが、一般的な1年ごとの点検程度では、どれくらいの寿命なのか、今回は調べてみました!

また、ターボがついているのは寿命に響くのかもまとめてみました~

軽自動車の寿命(耐用年数)は平均何年?

調べてみると、国是次長で軽自動車の耐用年数を出していました。

他の種類の自動車も含めてご紹介すると…

  • 軽自動車  :4年
  • 普通自動車 :6年
  • 貨物自動車 :4~5年
  • 2輪自動車 :3年
  • 自転車   :2年

え…わりと短い、と思うのは私だけでしょうか…

ちなみにこの一覧は、新品のものであれば、の話です。

税理士によると、中古品の場合は耐用年数の計算方法が違うそうです。

◇中古車が耐用年数の全部を経過していたら…
中古車の耐用年数=新車の場合の耐用年数×20%
中古車が耐用年数を全部経過していなければ…
中古車の耐用年数=(新車の場合の耐用年数-中古車の経過期間)+(中古車の経過期間×20%)

中古車の場合は耐用年数がより短くなる、というわけですね。

しかし、これらはメンテナンスをしていれば、乗り越えられる年数なのです。

メンテナンスをしっかりと行うと、走行距離10万kmを過ぎても、購入してから10年以上が経過しても、乗り続ける事ができます。

ただし、部品の交換が必須。

そして、所有年数が13年以上経過していると自動車税が高くなるということもあるので、損をしないためには10年くらいを目安の買い替えがお得だそう。

距離はどのくらい?10万キロでも全然行ける?

さて、軽自動車などの寿命について調べていくと、所有年数ではなく、走行距離で考えた方がよい、という意見をよく目にします。

実は、軽自動車の寿命は平均すると10年くらいと言われていたのには理由は、走行距離にあるのです。

10年使い続けるということは、大体、10万キロの走行になると予測されます。

この10万kmがカギ。

10万キロを走行すると、エンジンを作動するのには不可欠なタイミングベルトや、イグニッションコイルなどのパーツが交換のタイミングを迎えるからなのです。

さらに、それらの部品を交換する際には、付随して燃料フィルターなど他のパーツも交換する必要がでてきます。

その際にかかる交換費用の合計は数十万円にもなってしまいます。

そうなると、新車を買ってしまった方が、先を見越すと安くなる、という見方で、

【寿命は10万キロであり、10年経った頃】と言われるわけですね。

勿論、今乗っている軽自動車を長く愛用したい!のであれば、10年以上、10万キロ以上乗っても、メンテナンスさえきちんとやっていれば、大丈夫。

20年、15万キロまで乗っても大丈夫、という方もいるようです。

ターボがついていると寿命が短いって本当?!

そもそもターボとは何か。

軽自動車は排気量に制限があり、最大で660㏄までのエンジンしか搭載できません。

そうすると、パワー不足であったり、加速が悪かったりと使いづらさを感じてきます。

そこで、一部の車種では、「ターボ機能」をつけて、パワー不足を補っているのです。

そんなターボ車には、「故障しやすい」「燃費が悪い」という悪評がついて回ります。

実際のところ、ターボ車は故障の確率は高いと言えるそうです。

エンジンにかかる負荷が大きくなるのは明らかですしね。

結論、ターボを搭載していると、故障する可能性は高くなります。

しかし、故障の点を理解し、メンテナンスや修理を行っていれば、10万キロ以上を走行させることも可能なのです。

そして、ターボ車の命は【オイル交換】にかかっています。

目安としては5000kmに一度、オイル交換を行えば、寿命は伸ばせるそうですよ。

おわりに

軽自動車など、自動車はメンテナンスが必須であり、その具合によっては何万キロも走らせることが可能なのですね。

また、寿命は、所有年数よりも、走行距離で見た方がよい、というのもわかりました。

私の車もそろそろ10万キロ・・・いたわってあげないといけませんね!

皆様の自動車ライフが楽しく過ごせますよう、メンテナンスをしっかりと!をお勧めします★