一家に1台~2台は所有する車の中に、軽自動車はありませんか?
その軽自動車、乗り始めて何年目でしょう。
軽自動車の寿命ってどれくらいかはご存知ですか?
よく10万キロを走行したら買い替えを検討する…なんて話も聞きますが、それは正確な数値なのでしょうか。
距離がバロメータなのか、それとも問答無用で年数で寿命は来るものなのか、気になりますよね。
手入れ次第で、寿命は異なってきますが、一般的な1年ごとの点検程度では、どれくらいの寿命なのか、今回は調べてみました!
また、ターボがついているのは寿命に響くのかもまとめてみました~
軽自動車の寿命(耐用年数)は平均何年?
調べてみると、国是次長で軽自動車の耐用年数を出していました。
他の種類の自動車も含めてご紹介すると…
- 軽自動車 :4年
- 普通自動車 :6年
- 貨物自動車 :4~5年
- 2輪自動車 :3年
- 自転車 :2年
え…わりと短い、と思うのは私だけでしょうか…
ちなみにこの一覧は、新品のものであれば、の話です。
税理士によると、中古品の場合は耐用年数の計算方法が違うそうです。
中古車の場合は耐用年数がより短くなる、というわけですね。
しかし、これらはメンテナンスをしていれば、乗り越えられる年数なのです。
メンテナンスをしっかりと行うと、走行距離10万kmを過ぎても、購入してから10年以上が経過しても、乗り続ける事ができます。
ただし、部品の交換が必須。
そして、所有年数が13年以上経過していると自動車税が高くなるということもあるので、損をしないためには10年くらいを目安の買い替えがお得だそう。
距離はどのくらい?10万キロでも全然行ける?
さて、軽自動車などの寿命について調べていくと、所有年数ではなく、走行距離で考えた方がよい、という意見をよく目にします。
実は、軽自動車の寿命は平均すると10年くらいと言われていたのには理由は、走行距離にあるのです。
10年使い続けるということは、大体、10万キロの走行になると予測されます。
この10万kmがカギ。
10万キロを走行すると、エンジンを作動するのには不可欠なタイミングベルトや、イグニッションコイルなどのパーツが交換のタイミングを迎えるからなのです。
さらに、それらの部品を交換する際には、付随して燃料フィルターなど他のパーツも交換する必要がでてきます。
その際にかかる交換費用の合計は数十万円にもなってしまいます。
そうなると、新車を買ってしまった方が、先を見越すと安くなる、という見方で、
【寿命は10万キロであり、10年経った頃】と言われるわけですね。
勿論、今乗っている軽自動車を長く愛用したい!のであれば、10年以上、10万キロ以上乗っても、メンテナンスさえきちんとやっていれば、大丈夫。
20年、15万キロまで乗っても大丈夫、という方もいるようです。
ターボがついていると寿命が短いって本当?!
そもそもターボとは何か。
軽自動車は排気量に制限があり、最大で660㏄までのエンジンしか搭載できません。
そうすると、パワー不足であったり、加速が悪かったりと使いづらさを感じてきます。
そこで、一部の車種では、「ターボ機能」をつけて、パワー不足を補っているのです。
そんなターボ車には、「故障しやすい」「燃費が悪い」という悪評がついて回ります。
実際のところ、ターボ車は故障の確率は高いと言えるそうです。
エンジンにかかる負荷が大きくなるのは明らかですしね。
結論、ターボを搭載していると、故障する可能性は高くなります。
しかし、故障の点を理解し、メンテナンスや修理を行っていれば、10万キロ以上を走行させることも可能なのです。
そして、ターボ車の命は【オイル交換】にかかっています。
目安としては5000kmに一度、オイル交換を行えば、寿命は伸ばせるそうですよ。
おわりに
軽自動車など、自動車はメンテナンスが必須であり、その具合によっては何万キロも走らせることが可能なのですね。
また、寿命は、所有年数よりも、走行距離で見た方がよい、というのもわかりました。
私の車もそろそろ10万キロ・・・いたわってあげないといけませんね!
皆様の自動車ライフが楽しく過ごせますよう、メンテナンスをしっかりと!をお勧めします★