「仲の良い母親と娘」はよく聞きますが、「仲の良い父親と息子」はあまり聞いたことがありませんよね。
息子は、父親を心のどこかでは尊敬している部分もありつつ距離を置き、父親もまた息子を気には掛けつつも、突き放したような態度を取っている。
世の中には、そんな父親と息子ってかなり多いと思います。
中には、お互いが理解できなくて、本当に不仲なケースも。
父親と息子、男同士のわかりあえない心の内や、どうしたらわかりあえるのか・・・
難しい父子関係に、解決策はあるのでしょうか?
父と息子の確執、不仲で喧嘩は日常茶飯事!これって普通?
よく「母親はつなぐ役割、父親は切る役割」などと言われています。
子どもの頃、泣いている自分に母親が手を差し伸べてくれた一方、父親から「放っておきなさい」と言われた記憶はありませんか?
幼心にも、「ひどい父親だな・・・」と思ったものです。
特に、団塊世代までの親を持つ子どもにとって、父親は亭主関白であり、一家の絶対的な存在でした。
幼いころは一緒になって遊んでくれる父親も、思春期を迎えるくらいからは、社会の厳しさを教えるようになり、それをプレッシャーに感じる人も少なくないでしょう。
言い返せば、「なんだその言い方は!?」と憤慨され、喧嘩になる・・・
産まれた時代、育った環境など、世代間で相容れない考えは親子であっても当然あります。
男性の場合、社会に対する道義的責任が大きくなることもあり、父親は息子に対しても厳しくなりがちです。
親が老いていくと、父親の立場、考えが理解できるようになると思いますが、父と息子、わかりあえるのはなかなか難しいのが現実のようです。
解消するには二人で旅行がおススメ!
父と息子二人の男旅は、なんだか照れくさいような気がしますか?
母と娘なら幾つになっても出掛けることができますが、父と息子ってやっぱり照れてしまうものですよね。
例えば父親が歴史好きなら、歴史的な建物や合戦跡に行ってみるとか、美術が好きならお目当ての美術館に行ってみるのもいいですね。
山登りが好きなら、一緒に頂上目指して山登りもいいですし、釣りが好きならちょっと遠出して一緒に釣りを楽しむのもグッドです。
ここはひとつ大人になって、父親の好きなことで誘い出してみるのはどうですか?
最初は、日帰りのプチ旅行で構わないので、親子水入らずなひと時を過ごすのも、きっといい思い出になるはずです。
感動するエピソードなどを紹介
世間には、いろいろな事情で父親から育てられた子どももたくさんいます。
母親を小さい頃に亡くし男手ひとつで育てられた子どもや、親の離婚によって父親に引き取られ父子家庭になった子どもなど、母親不在の空虚感は子どもにとって、耐え難い苦痛になることもあります。
でも自分に何かあった時のために、お金を貯めていてくれたり、親戚などにお願いをしてくれていたりということもあるかもしれません。
不器用ながら必死に子どもを育てる父親の苦労は、シングルマザーとは違った辛さがあるのも事実です。
子どもの時はそれに納得がいかなくても、自分も大人になるにつれ、父親の気持ちが理解できる日も来るのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
父親と息子って、女性から見ると何を考えているのかわからない時がありますよね。
最後までわかりあえず、失ってから後悔する人も世の中にはたくさんいます。
そうならないように、少しずつでも関係を修復していけるようにしましょう。