あかすりにおけるデメリットとその予防方法!アトピーや肌荒れは正しい手順で防ごう!

温泉施設やマッサージ店などでよく見かける「あかすり」。

身体のあかを擦り落として、老廃物を取り除く健康法の1つとして知られています。

美容に興味のある女性なら、経験したことがある方もいるかもしれません。

しかし、噂では身体を擦りすぎて、肌にダメージを与え、肌荒れやにきびなどといった肌トラブルを引き起こすリスクを抱えているともいわれています。

この記事では「あかすり」にはどんな効果があるのか、本当に体に良いのか悪いのかを見ていきます。

あかすりのデメリットにはどんなものがある?

あかすりをすると、どのような効果が得られるのでしょうか。

デメリットを見ていきましょう。

皮膚炎を起こす可能性がある

肌質に合わないタオルやブラシ、ミトン、不衛生な道具を使用し、あかすりをしすぎると起こります。

肌のバリア機能の低下

角質は皮膚の水分を保持し、外部からの刺激から皮膚を守るために必要なものです。

あかすりをしすぎて、新しい角質まで取ってしまい肌のバリア機能が低下します。

※アトピーの方は医師と相談をしてから、あかすりを行って下さい。
肌のバリア機能低下により、アトピーが悪化することも考えられます。

体臭の悪化

角質を取りすぎると、肌の皮脂が不足し、余分な皮脂が分泌され、体臭が悪化することもあります。

 

あかすりは古くなった肌の角質を取り除く行為です。

やりすぎたり、乱暴に行うことでお肌への悪影響も考えられます。

十分注意して行いましょう。

アトピー、肌荒れ、ニキビを防ぐ方法 ・体臭悪化の原因と予防方法

上でも書きましたが、あかすりによりアトピー、肌荒れ、ニキビなどが発生することがあります。

これは肌の角質を除去する際に肌を傷つけてしまうことや肌の常在菌を過剰に除去してしまうことで、肌にストレスが掛かり炎症を起こすことに繋がるからです。

ただし逆に肌の古い角質が残ることで、肌の新陳代謝が悪くなることも考えられます。

あかすりは完全な悪!というわけではなく、適度に行うのが良いということです。

 

体臭に関しても、あかすりを行いすぎて逆に皮脂の分泌が過多になあり体臭の原因となることもあります。

こちらも過度な頻度、力で行うことにより皮脂を取り除きすぎることでかえって分泌が増えるということが原因となりますので、頻度は適切に守らなければなりません。

 

繰り返しになりますが、アトピー、肌荒れ、ニキビ防ぐ方法、体臭の予防法は正しい手順と頻度であかすりを行うことです。

しかし、アトピーをお持ちの方に関しては、医師に相談してから、あかすりを行うようにして下さい。

正しい手順で受けた場合のメリットと・効果は!?

肌の新陳代謝を促進

肌の古い角質が取れることで次のような効果が期待できます。

  • ニキビの予防・改善
  • 毛穴の黒ずみの改善

血流促進

身体を擦る行為はマッサージと似ており、血行促進効果につながり、むくみや冷え性の解消効果が期待できます。

体臭の予防・改善

あかは放置すればするほど菌を繁殖させ、悪臭を放ちます。あかすりで落としてしまいましょう。

体臭にコンプレックスを感じている方は制汗剤を使用するより、あかすりで不要な老廃物を落としてしまった方が体臭の改善が期待できます。

あかすりの適切な頻度

正しく行えばメリットがたくさんある”あかすり”。

「よう〜っし!だったら毎日やっちゃおうd(。ゝд・)」

と思われる方もいるかも知れません。

しかしながらやりすぎは禁物

あかすりは極端なことを言えば肌を削る行為。

余分な角質を取る意味での”削る”は良いのですが、やりすぎると肌を傷つけてしまうことになります。

これにより肌荒れ、アトピーなど悪影響が出てきます。

また肌に負荷を与えすぎると肌が順応しようとして通常より皮脂を多く出す結果につながることもあります。

そうなると体臭の原因にもなってしまいます。

 

じゃあどのくらいの頻度でやれば良いの!?という話ですが、、、

前回のあかすりから最低でも2週間は感覚をあけて行いましょう。

もっとあけても良いくらいですが、気持ちよさから「すぐやりたい!」という方もいるかも知れません。

最低2週間

こう覚えておいてください。

まとめ

正しい方法であかすりを行うことが大切です。

また、下記の4点にも注意しましょう。

  • 肌質にあったタオルやブラシ、ミトンで行う
  • 衛生的な道具で行う
  • やりすぎ禁物
  • あかすり後はよく保湿をする 

温泉施設やマッサージ店などで行う場合は上記①、②には注意を払っていると思います。

また、④は施設によりますが、あかすり後に保湿をしてくれるはずです。

しかし、ご自身でもされるとよりよいでしょう。また、やり過ぎは禁物です!!