冷凍卵は食中毒の危険あり!?その安全性や正しい冷凍方法を紹介!

実は卵は冷凍出来ます!

しかし、正しい方法で冷凍しないと、冷凍により中身が膨張し、割れた卵殻から細菌(サルモネラ菌)が侵入し食中毒を起こす危険性が高まります。

また、卵は細菌(サルモネラ菌)が繁殖しやすいため取り扱いには注意が必要です。

また、卵の賞味期限はサルモネラ菌の増殖が起こらない期間や卵の保存温度によって決まっているので、冷蔵保存で賞味期限内に食べることがベストなのです!

しかし、冷凍卵は衛生面の管理をしっかりとして(冷凍卵を保存する容器や調理器具の消毒等)冷凍し、解凍後も速やかに調理すれば安全に食べることが出来ます

では、今回は冷凍卵の食中毒の危険性、正しい冷凍方法ご紹介します。

冷凍卵は食中毒の危険があるって本当?

「本当」です!

卵はおおよそ10万個に3個くらいの割合でサルモネラ菌に汚染されているといわれています。

万一、卵内にサルモネラ菌が存在していたとしても適切な方法で冷凍卵を作れば大丈夫ですが、方法を間違えると食中毒の危険性は高まります。

心配であればサルモネラ菌は70℃ 1分で死滅するので加熱調理すれば安全です。

引用元: http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm#tag02

一般社団法人日本卵業協会様

 

実際の安全性はどうなのか?

卵は殻つきのまま冷凍すると、中身が膨張して卵殻が割れます。

卵白は冷凍しても解凍すると水っぽくなるものの下の状態に戻りますが、卵黄は固まったままの状態です。

割れた部分からサルモネラ菌が侵入する場合があります。

故に冷凍保存する場合、まずは冷凍卵を作る環境を整えることから始めましょう。

使用する調理器具、調理台はアルコールなどを用いて消毒する、ご自身の手はよく洗い、ビニール手袋をするとよいでしょう。

また、サルモネラ菌は70℃ 1分で死滅するので加熱調理すれば安全です。

加熱しない場合は、解凍してから長時間放置したりせず、すぐに食べるようにしましょう!

引用元: http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm#tag02

一般社団法人日本卵業協会様

安心して食べられる正しい冷凍方法はあるのか?

ここまでご紹介した通り、冷凍卵はご家庭で作る際は正しい冷凍保存方法を守り、食中毒の危険性を理解していることが大切です!

基本的には殻付きのまま冷凍するのがオススメです。

その際は卵を入れる容器をよく消毒して下さい。

冷凍時間は1日で1時間ほど自然解凍して食べるようにしましょう。

食べる際は、加熱調理をしましょう。

もし、加熱しない場合は、解凍してから長時間放置したりせず、すぐに食べるようにしましょう!

まとめ

今回は冷凍卵の食中毒の危険性や安全性、正しい冷凍方法についてご紹介しました。

冷凍卵は食中毒の危険性がありますが、作る際の衛生面や調理方法に気を付ければ色々な料理に使えてレシピのレパートリーも広がります。

ただし、冷凍卵は中身が膨張して、殻にひびが入ったり割れたりして、そこから細菌が侵入する可能性があること、常温で解凍する時に、サルモネラ菌などの細菌が、増殖する危険があること、解凍時に細菌が繁殖した冷凍卵を、加熱調理せずに食べれば、食中毒の危険があることをよく覚えておいて下さい!

サルモネラ菌による食中毒を防ぐには冷凍卵は十分に加熱して食べることです!

筆者オススメレシピは冷凍卵入りメンチカツです!

油で揚げることで中までしっかりと火が通るので食中毒の心配もなく、美味しく召し上がれますよ!