「ハーブピーリング」とは自然の植物(ハーブ)などの天然成分を用いて、皮膚の内側から細胞を活性化させ、それによって新陳代謝を高め、皮膚の再生を促すもので、高い安全性と大きな効果が見込めるものです。
しかし、選ぶ「ハーブピーリング」の種類によって、感覚や剥離(ピーリング)の程度などに大きく違いがあるので、ご自身に合わせたものを、エステサロンのスタッフとよく相談をして選ぶことが大切です!
こうすることで失敗を防ぎ、理想の肌を手に入れることができるでしょう!
今回は失敗例を踏まえ、「ハーブピーリング」の種類や選び方をお伝えします!
どんな種類があるの?
では、「ハーブピーリング」には一体どのような種類があるのでしょうか?
7種類の「ハーブピーリング」のそれぞれの特徴についてご紹介します。
ハーバルピール
- グリーンピールを日本人向けに改良したもの。
- グリーンより粒子が細かい。
- 全て日本で認められた自然の植物成分のハーブパウダーを使用しているが、若干使用感の痛みを感じる場合もある。
グリーンピール
- トラブル肌改善
- 施術中ザラザラ・ピリピリとした痛みを伴い、施術後1~2日間は触ると少しチクチクと感じる場合もある。
クロイターピール
- どんな肌にも合う(世界中)
- ハーバルマイスターだけが施術を行うことが可能(クロイタ―ピール本部認定)。
- 剥離の際に痛みはほとんどないが、施術中チクチク、ピリピリとした痛みはある場合もある。
バイオプランタトリートメント
- 剥離なし。
- 入れ込む際、入れ込んだあとしばらく多少の痛みはあるが、他のハーブ系に比べると穏やかな感覚。
リベルハーブピーリング
- アジア人向き
- 美白成分として有名な「アルブチン」「ナイアシンアミド」配合。
- 施術後2~3日は、少しチクチクと痛みを感じる場合がある。
FCRトリートメント
- 美容大国 韓国で開発された、ニキビ・美肌対策に特化している。
- 水にぬらした砂をじゃりじゃり顔に擦り込んでいるような感覚。
fc-Pro1トリートメント
- 剥離は少なく、効果は高い。
- 日本人の肌専用に製造された、日本でしか流通していない商品。
- 痛みほとんどなし。
ハーブピーリングでの失敗例とは?様々な症状を紹介
失敗例に多く見られるのが「剥離しない」です。
しかし、これはエステティシャンの腕が悪いからではありません!
そもそも、剥離させることが目的ではなく、回数を重ねて「ハーブピーリング」を行うことで、綺麗な肌にしていくことを目的としているのです!
次に多かったのが、「肌が綺麗にならず、湿疹ができた」などの肌トラブルが起きたことが多く見受けられました。
これはハーブの成分が肌に適していない場合や、その日の体調(女性の場合生理などでホルモンバランスが月の中で変化します)により引き起こされたものと考えられます。
施術前には担当のエステティシャンとよく相談をして、自分に合うものを見つけることが大切です!
施術後の肌トラブル、、、原因は?
先にも記述しましたが、「肌トラブル」は見受けられる症状として多く体験談があります。
ハーブは、欧米では医薬品に準ずる扱いになっているものも多くありますが、安易にハーブだから安心とは限りません。
ハーブにも副作用や飲用に関する注意事項があります。
使用する前は注意事項をよく確認し、納得してから施術するようにしましょう(^^)
ニキビが悪化した!
元々、肌のバリア機能が弱い場合に、さらに「ハーブピーリング」を行うと、皮膚の表皮はそれをカバーするために急いで角質層のバリアを作ります。
ただ、この時のバリアは一時しのぎのバリアなので、弱い・厚くもろい・はがれやすいなど、様々な問題があります。
これはニキビや肌荒れを悪化させる原因の1つです。
剥離しなかった!
こちらは皆さんの勘違いです!
剥離しなくても、無理に剥離させる必要はありません。
剥離をしなくても肌は綺麗になっていきます。
これは失敗なの?ただの副作用?
「施術中」は、「ハーブ」の浸透時に「チクチクとした痛み」を感じることがありますが、これは「肌の深部へと有効成分が行き届いている証拠」ですので、失敗でも副作用でもありません。
また、「施術後2~3日間」も、この「チクチク」が続く場合がありますが、こちらに関しても「肌細胞が活性化している」ということにあたりますので、「後日に実感できる効果」を励みに、「痛み」を乗り越えていきましょう!
正し、あまりにも痛みが強かったり、長引くようでしたら直ぐにお店に連絡を取り、皮膚科を受診しましょう!
「ハーブピーリング後」は、「赤み」「乾燥」が出ることが大いに考えられます。
これは副作用というよりも「好転反応」に近い症状であると考えられます!
まとめ
今回は「ハーブピーリング」についてご紹介しました。
種類も豊富なので、ご自身にあったものを選択し、綺麗な肌を手に入れましょう!
ただし、副作用などが生じる場合があるので、その際は施術を行ったお店に連絡を取り、皮膚科を早めに受診しましょうね♪